絵の練習

2018年2月2日から絵の練習を始めました。その覚え書きです。

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 前回の大吾くんに引き続き、F-LAGSメンバーのひとり九十九一希さんを描きました。今回は模写ではなく自分でポーズも考えています。簡単なものですが……。
 完成がこちら。

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 前回からの成長があまりにも著しくて、「知らないうちにどっかで修行してきたのか……?」と自分で自分を疑いました。
 一週間ほど前に描いた絵との比較は↓です。

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 おそらく、前回一枚絵を完成させたことでツールの使い方に慣れたのと、「見て、理解して、出力する」回路の精度が少し向上したのだと思います。

 以降は作業工程の覚え書きです。友人とdiscordのチャットでお互いの進捗を報告しながら描いていたので、途中経過が画像で残っていて見返すと楽しいです。

 


ラフ
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体の線を描いた上から別色で服のラフを描いています。
帽子を忘れていることに、線画に入ってから気が付きました。
腕の長さが気になったので、このあと[投げ縄]で肘から先を選択して良い感じの位置に直しました。

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下塗り
・一番下のレイヤーに薄緑(塗り残し確認のため)
・線画レイヤーで塗りたい色の範囲を自動選択(shift押しながらで範囲追加)→線画レイヤーの下に各色のレイヤー作成。塗りつぶしは[レイヤー]を選択→選択範囲一括塗りつぶし

 

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トリコロール
・線画レイヤーに[選択ペン]+曲線スナップで区切りをつくる
・自動選択して、塗り色レイヤーに移動、塗りつぶし
たぶんもっと効率よくできる方法あると思う……。

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下塗りおわり

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影つけ
・下地の上にクリッピングレイヤーを作ることで、下地の範囲からはみ出さずに色塗りが可能に。
・水彩で濃い・中間を塗り、必要なら下地より明るい色も塗ってぼかしていく。
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線画の色を変更しました。
・線画レイヤーの上にクリッピング
・それぞれの部分になじむ色をぐりぐり塗る。クリッピングしているので線の色だけが変更される。
この色トレスの工程を経たことで、グッと雰囲気が良くなりました。
ただ、もうちょっと濃い色にしておいてもよかったかなとも思います。

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背景
なんとなく、九十九先生のトレードマークの本とかペンとか描こうと思っていましたが、無理でした。結果、手持ちの素材集の力を借りることに。
元々黒一色の鳩の画像を、ここにもクリッピングを使ってF-LAGSのイメージカラーのトリコロールに変えました。
当初は水色の枠線までトリミングするつもりでいましたが、背景と馴染んでしまったためそのまま飾りに。

テキスト
・テキストレイヤーはそのままでは[変形]不可。
・[レイヤー]→[変換]→[カラーレイヤー]で他レイヤーと同様の加工が可能になる。ただし、テキスト情報の編集はできなくなる。


グロー処理
以前ペンタブと共に購入したfirealpaca公式ガイドブックを参照して、描いたキャラがほんのり発光して印象のはっきりするグロー処理をしました。
・人物レイヤー統合後、レイヤー複製。
・複製したレイヤーの[色相]で[明度]を下げる。
・[レベル補正]で[入力]バーのシャドウを右へ、ハイライトを左へ
・[ガウスぼかし]の値を5に
・レイヤーのモードを[スクリーン]に変更。


・複製した人物レイヤーの明度を下げてレイヤーを[乗算]設定。
・レイヤー順を元の人物レイヤーの下にして、良い感じにずらす。

最後に全体の雰囲気馴染ませるため、一番上に黄色っぽいテクスチャを[スクリーン]で貼って濃度下げました。

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完成!
白い部分の影がうまくつけられたと思う。とくに手袋。

反省点
・全体的にくすんだ色味になっている。せめて主線の色はもうちょっと濃くていいかも。
・最後にトリミングするつもりでいたので、端のほうがわりと雑。
・髪の塗りはもう少しいじれる。